バドミントン 西本拳太(29)持ち味の“雑草魂”で粘るも…準々決勝進出ならず 姉は「感動をありがとう」【パリ五輪】

パリオリンピック バドミントン男子シングルスの三重県伊勢市出身、西本拳太(にしもと・けんた)選手 29歳。
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(西本拳太選手)「掲げている言葉は昔からずっと『雑草魂』。自分自身としては大器晩成型だと思っていますし、これからがぼく自身は全盛期だと思っている」
CBC
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オリンピック初出場の西本選手の武器は、高い打点からのスマッシュです。29歳と遅咲きながら、初のオリンピックで躍動!
7月31日は、1ゲームも落とさず決勝トーナメントへ進みました。そして、8月1日に迎えた決勝トーナメント。相手は世界ランキング8位のタイの選手です。西本選手は果敢に攻め続け…第1ゲームを21対16で奪い、先手を取ります。
地元、三重県伊勢市小俣町では…
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(三重 伊勢市 鈴木健一市長)「皆さんの熱い思いがパリに届くよう頑張って応援しましょう」(西本選手の姉 柳本有佳さん)「きょうも厳しい試合になると思う。みなさんの応援が力になると思うので、どうぞ熱い応援を届けてください」
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市立図書館に伊勢市長や姉の有佳さん、そしてスポーツ少年団の小学生ら約220人が“地元のヒーロー”を応援しようと集まりました。「西本!西本!」熱いエールが送られます。
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しかし、第2ゲームは…持ち味の“雑草魂”で粘りましたが、14対21で落として試合は第3ゲームに。激しい攻防が続きます。
必死に走り回って相手にくらいつきましたが、第3ゲームも12対21で落として1時間20分に渡った長い試合は、ゲームカウントは1対2。西本選手の初めてのオリンピックはここまで。準々決勝進出はなりませんでした。
試合後のインタビューで西本選手は、涙ながらにこう語りました。
「きょう勝って、メダル争いに食い込みたかった。この結果をしっかり受け止めて、次に進んでいきたい」
地元で応援していた人たちは…「粘り強いプレーを最後までしていて本当にすごいと思った。これからも応援したい」
(西本選手の姉 柳本有佳さん)「本当に残念の一言だけど、1点を追いかける姿に感動した。『感動をありがとう』と言いたい」
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試合会場では、白熱の戦いに「拳太コール」が巻き起こりました。観客席で夫婦で応援していた父・吉春さんはCBCの取材に対し「拳太コールもしていただき皆さんに感謝しかありません。パリへ連れてきてくれた拳太にも感謝です!」と話しました。