『7万人』が感動 老犬と飼い主の漫画に「3回読んだ」

命あるものには、必ず別れの時がやって来ます。
愛していた家族やペットが老いていく姿を見ると、いろいろな感情があふれてくるものでしょう。
漫画家の、あみだむく(@higemoku)さんが、Xに公開した『老犬の老いに向き合う話』という作品に注目が集まりました。
実体験をもとにした創作漫画には、15歳の老犬と飼い主が登場します。
愛犬が老いていく姿に、飼い主はどのように向き合ったのでしょうか。
夜道、老いていく愛犬のことを考えて、涙を流す飼い主。
愛犬がいなくなることを考えて、「嫌だよ」と素直な気持ちを吐き出します。
しかし、「残りの時間を悲しみで埋めるのはもっと嫌だしな」と、前を向きました。
飼い主のリアルな感情と、最後のメッセージに、胸を打たれますね。
投稿には、作品に感動した人からの7万件を超える『いいね』と、さまざまなコメントが寄せられています。
・犬を飼っていました。思い当たるところが多すぎて…。一つひとつのセリフにグッときました。
・犬も人間もいつかはその日が来る。楽しい思い出を増やしたいです。
・私の愛猫も、老いていった時は悲しかったけど、実際にその時が近付いたら「きちんと看取りたい」という気持ちに変わりました。亡くなった後も、愛は増すばかりです。
・電車の中で、涙腺崩壊するかと思った。3回読んだけど、毎回かわいいし、つらい。
別れの日までを意味のあるものにしようとする飼い主の姿勢は、ペットに限らず人間が相手でも素敵な考え方かもしれません。
あみだむくさんの作品に、多くの人が心揺さぶられたことでしょう。
[文・構成/grape編集部]