九州~東海は猛暑の出口見えず 気象庁は高温の情報発表 関東は…の画像はこちら >>
5日(月)以降も九州から東海は強い日差しが照り付けて、猛烈な暑さが続きそうです。熱中症に厳重な警戒を。関東は大気の状態が非常に不安定になり、ゲリラ豪雨に注意。
九州~東海 猛烈な暑さが続く
連日のように危険な暑さとなっていますが、5日(月)以降も九州から東海は強い日差しが照り付けて、猛烈な暑さが続きそうです。名古屋市では8日(木)まで37℃から38℃くらいまで気温が上がり、体温超えの暑さが続くでしょう。気象庁は今日4日「高温に関する全般気象情報」を発表。沖縄や奄美は8日(木)頃にかけて、西日本や東日本は11日(日)山の日頃にかけて気温の高い状態が続くでしょう。熱中症に厳重な警戒が必要です。こまめな水分補給を心がけ、室内ではエアコンを使用して涼しくしてお過ごしください。気温の上昇や湿った空気の影響で、午後は大気の状態が不安定になりそうです。急な雨や雷雨にも注意が必要です。
関東は大気の状態が非常い不安定に
関東は6日(火)頃にかけて日本の南の低気圧周辺の湿った空気の流れ込みに加え、上空に寒気を伴った低気圧の影響で大気の状態が非常に不安定となるでしょう。所々で雨雲や雷雲が発達し、雷を伴って非常に激しい雨(1時間40ミリ以上80ミリ未満)や激しい雨(1時間に30ミリ以上50ミリ未満)の降る所がありそうです。7日(水)以降も雨の降る日が多いでしょう。東京都心では6日(火)以降は猛暑日から解放されそうです。ただ、33℃前後で蒸し暑さは続くでしょう。東北も9日(金)以降は太平洋側を中心に断続的に雨が降りそうです。北海道は晴れ間の広がる日が多いですが、11日(日)山の日は雨が降るでしょう。最高気温は30℃以上の日が多くなりそうです。
お盆休み期間も猛暑とゲリラ豪雨に警戒
九州から東海は12日(月)振替休日以降も大体晴れますが、急な雨や雷雨にご注意ください。猛暑日(最高気温35度以上)の所が多く、13日(火)は広く体温超えの暑さとなるでしょう。お盆休み期間中も天気の急変や熱中症に警戒が必要です。関東は湿った空気の流れ込みが続き、雨の降る日が多くなりそうです。屋外のレジャーやお墓参りは最新の天気予報をチェックしてください。東北や北海道も雲の広がる日が多く、雨の降る日もあるでしょう。最高気温は東京都心や仙台市は32℃前後の日が多く、蒸し暑さが続きそうです。札幌市も30℃以上で厳しい暑さでしょう。
熱中症の応急処置
熱中症は、できるだけ予防したいものですが、万が一、症状が疑われる場合は、次のような応急処置が必要です。まずは、涼しい場所へ移動しましょう。冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。