水害に備え、愛知県の海抜0m地帯にある高齢者介護施設の職員らが利用者の避難計画作りについて学ぶ研修会が開かれました。
<講義>
「南海トラフの津波で85%以上の施設が浸水する」
研修会には、愛知県の海抜0m地帯にある高齢者介護施設の職員らおよそ80人が参加し、水害時における避難計画の作り方について学びました。
0m地帯では低層階が浸水しやすいため、施設の高齢者が移動しやすい建物の3階以上への避難経路の確認や、必要なケアに応じて移動や搬送先を決めておくなどのポイントが紹介されました。
会場では、浸水時の避難行動をVRで体験できるコーナーや、ソーラーパネルを備えエアコンも使える避難所なども展示されました。