誰しも、疲れている時はできるだけ体力を温存したいもの。しかし、元気をチャージするには食事をする必要があります。
そんな時に役立つのが、『Uber Eats』をはじめとした、食事の宅配サービス(通称:フードデリバリー)。ネットを通して料理を注文すれば、配達員が家まで届けてくれます。
サービスによっては指定した場所に品物を置く『置き配』に対応しているため、非対面で受け取ることができるのもポイントです。
配達員として長年働いた経験のある、ゆきたこーすけさんが描いたのは、フードデリバリーに携わる女性の体験談。
いつものように、愛車に乗って配達に励む女性ですが、外は焼けるような暑さです。移動しているうちに、どんどん体力と精神力がそがれていってしまいました。
そんな中、配達先で目にした1枚の紙が女性のやる気を一気に回復させてくれたといいます。
出典:運び屋ゆきたの漫画な日常
出典:運び屋ゆきたの漫画な日常
届け先の玄関に掲示されていたのは、「配達ありがとう」という感謝のメッセージ。
きっと、届け先の家庭にいる幼い子供が、置き配サービスによって配達員に直接お礼を告げられないと知り、紙に書くことにしたのでしょう。
子供でも、外が暑いことは想像できるはず。配達をするには過酷な状況だからこそ、こうしてちゃんと気持ちを伝えたかったのかもしれません。
フードデリバリーで働いた経験もある、ゆきたさんによると、置き配の指定場所にお礼のメッセージや差し入れのドリンクが置かれていたこともあったのだそうです。
配達員が品物を届けた一方で、利用者の想いもちゃんと届いているのですね!
[文・構成/grape編集部]