関西 今日5日も突然の激しい雨や雷雨に注意 警報級の大雨となる恐れも

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今日5日(月)の関西は、午前中から京阪神など局地的に雨雲が発達しています。昨日4日(日)は、京都で1時間54.0ミリの滝のような雨が降るなど、市街地でも突然の雷雨に見舞われましたが、今日も同じような状況となりそうです。天気の急変に注意が必要です。この先しばらくは、不安定な天気と猛暑が続くでしょう。
今日5日(月)も局地的に雷雲が発達 市街地でも激しい雨が降る恐れ

太平洋高気圧の勢力が弱まり、関西では、湿った空気の影響を受けやすくなっています。今日5日も、昨日4日と同じように、午後は天気が急変し、激しい雨や雷雨に見舞われる所があるでしょう。上空の風が弱いため、雨雲が長くかかり続けると、大阪府、京都府南部、奈良県北部では、警報級の大雨となる恐れがあります。道路が冠水したり、川が一気に増水したりするような雨の降り方になることも考えられます。落雷や突風、雨の降り方に十分注意をしてください。また、猛暑も続く見込みです。湿度が高く、熱中症の危険は高いままでしょう。今日5日は、関西のすべての府県に熱中症警戒アラートが発表されています。涼しい環境下以外の運動は中止し、日中の外出はできるだけ避けるようにしてください。屋内では、時間を問わずエアコンなどを使用し、涼しい環境にしてお過ごしください。昨日4日は、京都府や大阪府の北摂地域を中心に停電も発生しました。停電に備えて、ペットボトルの飲料水を凍らしておくとよさそうです。首回りやわきの下、足の付け根を冷やし、熱中症にかからないように対策をしましょう。
雷雲の近づくサイン 身を守るには

外にいる時、雷雲が近づいているかどうか、誰にでも簡単にわかる方法があります。雷雲が近づくサインは3つ。「真っ黒い雲が近づく」「ゴロゴロと雷の音が聞こえる」「急に冷たい風が吹く」です。このような変化を感じたら、まもなく激しい雨が降ったり、雷が鳴ったりする恐れがありますので、すぐに安全な所へ避難してください。雷雲が近づく時、避難する場所は、近くのしっかりした建物や、車の中が良いでしょう。木の下での雨宿りは、木に落ちた雷が人に飛び移ることがあるので、危険です。万が一、周囲に避難する場所がない時は、両足をそろえて、頭を下げてしゃがみ、両手で耳をふさぎましょう。単独の雷雲による激しい現象は、30分から1時間程度で弱まることが多いです。スマホなどで雨雲レーダーをチェックするなど、最新の情報を確認しながら、安全な場所で雷雲が過ぎるのを待ちましょう。
この先しばらくは天気の急変と猛暑に注意

日本の南の海上で低気圧が発生しやすくなっており、関西では湿った空気の影響を受けやすい状況が続く見込みです。晴れて日中は日差しの届く日が多いですが、毎日どこかで雨が降るような、変わりやすい天気になるでしょう。山や川でのレジャーは、午後を中心に天気の急変に注意が必要です。川では、自分のいる場所で雨が降っていなくても、上流で強い雨が降ると、急に水かさが増し、危険を伴うことがあります。周辺地域も含めて、雨雲の動きをこまめに確認するようにしましょう。最高気温は35℃以上の日が多く、猛烈な暑さとなる日が多いでしょう。先日までの40℃に迫る暑さはないものの、湿度が高く、熱中症のリスクは高いままとなりそうです。最低気温も平年よりかなり高く、まだ当分は熱帯夜が続くでしょう。引き続き、昼夜を問わず、熱中症への対策が必要です。疲れがたまっていくと、熱中症にかかりやすくなります。体調の管理にお気をつけください。