石黒菖気象予報士がお伝えする〈新潟の天気〉
3月16日は、どんよりとした天気になりましたが、日中の最高気温は各地、4月下旬~5月上旬並みに。
ただ、最高気温が観測された時刻を見ると、午前中の所が多くなっています。寒冷前線が通過した午後は気温が上がらず、午後5時にはかなり低くなりました。
夜にかけても、さらに気温が下がる予想のため、暖かくしてお過ごしください。
【3月17日(金)の天気】
16日夜の予想天気図を見ると、雨を降らせる原因となっている寒冷前線は、県内から離れて行くため、夜にはやむ予想です。
17日は、高気圧がゆっくりと張り出してくるため、薄い雲がかかりますが、夜まで雨の心配はなさそうです。
では、詳しく見ていきます。
16日夜は、まだ各地で雨の降る所がありますが、次第に雨の範囲が狭くなりそうです。
17日朝は広く、曇りとなり、佐渡では昼過ぎから晴れていきそうです。夕方になると下越も雲がとれていき、夜も穏やかな天気が続きそうです。
【北陸地方1カ月予報(16日発表)】
最近、暖かい日が続いていますが、4月にかけてもその傾向が続きそう。降水量や日照時間に関しては、平年と同じくらいの予想になっています。
桜の開花を促してくれそうな一方で、今年は熱中症など、早めに暑さに対する備えも必要となりそうです。
〈花粉〉
16日より少なくなる予想ですが、中越は引き続き「かなり多い予想」です。
【17日のポイント】
朝から雲が広がる。気温は平年並みのため、少しヒンヤリ。