2023年3月8日に開幕した野球の世界大会『ワールド・ベースボール・クラシック(通称:WBC)』には、多くの観客が来場しています。
東京都文京区にある『東京ドーム』では日本代表をはじめ、さまざまな国同士の代表も対戦。
中でもオーストラリア代表がキューバ代表と対戦した同月15日、観客席に座る少女に対し、世界中から温かいまなざしが向けられています。
Twitterに、その少女が応援する様子を投稿した、記者のマイケル・クレアさん。
普段はメジャーリーグを取材しており、今回は『WBC』のため来日していました。
少女の父親は、オーストラリア代表であるティム・ケネリー選手です。
グラウンドで頑張る父親に向けて、少女は「お父さん、頑張って!」と声を上げて応援します!
Let’s go Daddy!
Tim Kennelly’s daughter has got a “Let’s go Daddy” chant going for all the @TeamAusBaseball baseball fans here as he steps to the plate pic.twitter.com/iQ5VIOpWEg
一定の間隔を空けて、何度も父親を応援する少女。
周囲にいた日本人の観客も含め、全員で「Let’s go Daddy!」のコールをしていますね。
また少女は、父親だけでなくダリル・ジョージ選手にも「Let’s go George!」と精一杯応援しています!
She knows how to get the people going.#LetsGoGeorgieGirl #WorldBaseballClassic pic.twitter.com/N0iBc7pMH4
国や応援しているチームを越えて、観客が一体となって少女に合わせて応援している光景は素敵ですよね。
ネット上では、少女や観客がエールを送る光景に、「最高!」をはじめとする反響が上がっています。
・応援しているチームに関係なく、みんなで1人の選手を応援しているのがいいな!
・小さな応援団長に、自分もついて行きます!
・大谷翔平選手と並ぶくらい、MVP級の行動だと思う!
観客であれば、応援しているチームに勝ってほしいのは当然のこと。
しかし時には、チームの垣根を越えて、観客が1つになって選手を応援することもあるようです!
[文・構成/grape編集部]