高校サッカー強豪・京都橘の部員2人逮捕 女性に性的暴行の疑い 全国大会予選出場は「慎重に検討」

高校サッカーの強豪・京都橘のサッカー部員の男子生徒2人が女性に性的暴行を加えた疑いで逮捕されていたことが7日、警察などへの取材で分かった。
京都府警下京署によると、サッカー部に所属していた2年生の男子生徒2人は、今年6月10日に京都市内のカラオケルームにて、当時17歳の女性に両腕を押さえつけるなどして性的暴行を加えた疑いで、7月25日に逮捕された。加害者のうち1人と女性は面識があったという。被害者は事件後、友人に付き添われ、警察に被害届を提出した。
同校によると、男子生徒2人は7月31日に退部届を提出。レギュラーメンバーではなかったという。サッカー部は全体練習を中止していたが、8月5日から自主練習を始め、9日から全体練習再開を検討しているという。同校関係者は「全国高校サッカー選手権大会の予選出場は慎重に検討していきたい」とした。京都橘のサッカー部は同選手権に過去10度出場し、2012年度には準優勝。プロ選手も輩出している。
同校は5日、ホームページにて「本校の生徒2名が犯罪行為の容疑により逮捕されました」などと発表し、おわびしていた。