7日午前時点で日本の南の海上には、「熱帯低気圧」が2つあります。気象庁によりますと、父島の南西にある「熱帯低気圧」が12時間以内に、台風に発達する見込みです。
台風5号発生へ お盆には“新たな熱帯低気圧”が本州を直撃?…の画像はこちら >>
今後は、本州の東海上を北上する予想です。予報円の中に台風の中心が入る確率は70%で、予報円の最も西寄りのルートを通ると、東北の太平洋側や北海道の道東を中心に雨・風などの影響が出るおそれがあります。
CBC
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台風が接近する可能性が低い東日本なども、太平洋側はうねりが届き波が高くなるので、夏休み中の海のレジャーには注意が必要です。
さらに、気象庁のスーパーコンピュータのシミュレーションでは12日(月・祝)~13日(火)ごろに新たに「熱帯低気圧」が発生する可能性があります。その後北上し、15日(木)前後には本州付近で雨を降らせる予想が出ています。
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まだ発生するかどうか、また進路がどの方向に進むか、予想が固まっているわけではありません。ただ、お盆期間で帰省などお出かけする方が多い時期に入るので、交通の乱れなどにも注意してください。
【画像で見る】この先の雨と風のシミュレーション
ことしの夏は「ラニーニャ現象」といって、南海上の暖かい海面水温のエリアが、いつもの年より西にずれ、日本の近いのが特徴です。
その暖かい海の上は熱帯低気圧が発生する可能性が高いため、ことしの場合は、熱帯低気圧(台風)が発生してから日本に近づくまでの時間が、短くなる傾向があります。今後は、暑さだけでなく熱帯低気圧(台風)の発生情報など、最新の気象情報をこまめに確認するようにしてください。