日本を去ったヌートバーに届け 東松山市役所に応援メッセージが殺到

侍ジャパンのラーズ・ヌートバー外野手(25)の祖父・榎田達治さんが在住することで注目を集めている埼玉県東松山市役所に設置された応援ボードにメッセージが殺到している。ボードは15日に市役所1階ロビーに設置されたが、市の担当者によると、2日間でボードは2枚から4枚と倍増し、17日夕方までに約300枚のメッセージが掲載された。県外からメッセージを書きに来る人もいたという。
ロビーには、達治さんが直筆で必勝祈願の文字を書き入れ、箭弓(やきゅう)稲荷神社に奉納したホームベース型の絵馬も展示。達治さんも16日に市役所を訪れ、「ラーズ君、優勝目指して頑張れ!」とエールを送った動画が市のツイッターで公開されている。
まるひろ通り商店街の眼鏡店「green optical」の谷嶋紀彦さん(35)は「ヌートバー選手の後援会を作って街や商店街を盛り上げていきたい」と構想を語っている。日本での試合が終わり、SNSでは「ヌートバーロス」を嘆く声もあるが、21日の準決勝、22日の決勝に向け、地元のフィーバーはさらに盛り上がっていきそうだ。