名古屋市立の小学校は17日が卒業式でした。多くの子供がマスクを外し、晴れやかな表情を見せました。
名古屋市東区の東桜小学校。保護者や先生たちが見守るなか、6年生63人が卒業式を迎えました。
6年間のうち半分がマスク生活だった卒業生。17日のマスク着用はそれぞれの判断となり、多くの児童が「マスク無し」で式に臨みました。
ただし、2022年に続いて来賓や在校生の出席はなく、保護者はマスクを着け一世帯2人までの制限がありました。
「お別れの言葉」と合唱の時は全員がマスクを着けましたが、笑顔や涙を見せながら学び舎をあとにしました。
新型コロナの打撃を受けた子供たちの生活ですが…。
卒業生:
「修学旅行で旅館でかくれんぼしたりしたのが楽しかったです」
別の卒業生:
「小学校でサッカーとか野球とかやっていたんですけれど、(中学校では)他の競技にも挑戦したいなと思います」
保護者:
「なんだかすごく嬉しかったですね、成長しました。泣かなくなった、強くなった、それが一番うれしいです」
別の保護者:
「(コロナで)マイナス面もあったかもしれないですけど、これも人生の中でいい思い出になればいいかなと思いました。これからの人生の方が長いんで」
思い出と希望を胸に、4月からは中学生です。