「LIFULL HOME’S」は、首都圏における「買って住みたい街ランキング」TOP200内の駅を路線別に集計し、首都圏の地下鉄路線における「住みたい街が多い鉄道路線ランキング首都圏・地下鉄編」と上位にランクインした路線ごとの住みたい街TOP5を8月7日に発表した。
同調査は2023年1月1~2023年12月31日の期間、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県エリアを対象にLIFULL HOME’Sに掲載された購入物件のうち、実際の問い合わせ数を駅別に集計して行われた。なお、平均価格とは、問い合わせのあった購入物件(2LDK)の中央値を60㎡あたりに換算したもの。
首都圏における「買って住みたい街ランキング」TOP200内の駅と路線を対象に地下鉄路線別に集計した「買って住みたい街が多い鉄道路線ランキング首都圏地下鉄編」では9駅がランクインした都営大江戸線が1位となった。
2位は東京メトロ東西線(TOP200内ランクイン数:8駅)、3位は東京メトロ日比谷線、千代田線、南北線(同6駅)で同率。6位は東京メトロ丸ノ内線、有楽町線、都営新宿線、横浜市営地下鉄ブルーラインが同率(同5駅)、10位は東京メトロ銀座線(同4駅)という結果になった。
都営大江戸線における住みたい街ランキングは1位「勝どき」(買って住みたい街ランキング首都圏版1位)、2位「両国」(同20位)、3位「春日」(同29位)、4位「月島」(同30位)、5位「麻布十番」(同38位)となった。
1位「勝どき」(東京都中央区)は、2020年から買って住みたい街ランキングで5年連続、1位を獲得。昨今の東京都内での新築マンション価格高騰により、既に竣工している「勝どき」の物件は価格面でも広さでも規模でも優位性が群を抜いている。
東京メトロ東西線の住みたい街ランキング1位は「南砂町」(買って住みたい街ランキング首都圏版7位)、2位「神楽坂」(同33位)、3位「浦安」(同62位)、4位「葛西」(同69位)、5位「行徳」(同133位)となった。
東京メトロ東西線は、東京都中野区の「中野」から千葉県船橋市の「西船橋」までを結び、「大手町」「日本橋」など都心へのアクセスから多くの通勤や通学客に利用されている。利便性の高さに加え、江戸風情の残る街や外国人にも人気の高い街から学生街まで、街ごとにがらりと表情が変わる個性豊かな路線だという。
1位「南砂町」(東京都江東区)は、「大手町」まで13分に位置し、東京メトロ東西線だけでなく都バスやコミュニティバスも充実している。周辺には大型商業施設やスーパー、レストランがあり日常の買い物や娯楽に便利。また、緑道や公園など自然を感じられる場所が多く、気軽に散歩や運動もでき、ファミリー層にとって子育てしやすい環境になっている。