2024年8月8日、気象庁が、南海トラフ地震臨時情報の『巨大地震注意』を発表しました。
同月11日現在、今後1~2週間は、特に地震への備えが大切になります。
東京都総務局総合防災部(以下、東京都)が運営するウェブサイト『東京都防災ホームページ』では、地震によって負傷する人の原因とその割合を示しています。
近年の地震による負傷者の30~50%は、家具類の転倒・落下・移動が原因です。
東京都総務局総合防災部 ーより引用
地震で負傷してしまう原因の1つとして、家具類の転倒や落下、移動が挙げられます。
東京都によれば、30~50%の人が、同様の原因で負傷しているとのこと。
また、家具類の転倒や落下、移動を防ぐため、室内での備えを3つ紹介しています。
納戸やクローゼットなど、住宅に据え付けられた場所に物をしまってください。
緊急地震速報を聞いた時、すぐにものが置かれていないスペースに避難できて安全です。
避難経路になるドアや廊下をふさがないように、家具を配置しましょう。
また自宅の避難経路に、タンスなどの引き出しが飛び出してくることが予想できます。
飛び出す方向に注意してレイアウトするようにしてください。
キッチンで火を使った料理中に、地震が来ることもあるでしょう。
家具類がコンロなどに転倒すると、火災などの二次災害を引き起こす危険があります。
また、発火のおそれがある家具・家電も転倒・落下・移動防止対策が必須です。
自分や家族の命を守るためにも、自室での対策をしっかりしておきましょう。
[文・構成/grape編集部]