リクルートの調査・研究機関『ホットペッパーグルメ外食総研』は3月14日、「2023年春の『歓送迎会』『花見』」に関する調査結果を発表した。同調査は2月1日~9日、首都圏に住む20~69歳の男女9,860人を対象に、インターネットで実施した。
今年(2023年)の「歓送迎会」における参加回数の見込みを尋ねたところ、81.5%が「昨年と変わらない」と答えた。増加派(「昨年より大きく増えそう」「昨年よりやや増えそう」)が17.9%で、2013年の調査開始以来最高の割合となり、減少派(「昨年より大きく減りそう」「昨年よりやや減りそう」)は0.6%で過去最低の割合に減少した。
2023年春の「花見」への参加回数の見込みは、「昨年と変わらない」(83.3%)が最も多かった。増加派(「昨年より大きく増えそう」「昨年よりやや増えそう」)が16.3%で、2013年の調査開始以来最高の割合となっている。一方、減少派(「昨年より大きく減りそう」「昨年よりやや減りそう」)は0.4%で、過去最低の割合に減少した。
「歓送迎会」の1回1人あたりの想定予算を聞くと、「5,000円~6,000円未満」(30.7%)が最も多く、「3,000円~4,000円未満」(25.7%)が続いた。1回1人あたりの想定支出金額平均は、3,998円で、2年連続して増加となった。
「花見」の2023年の想定額は「0円」の回答が前年・一昨年と比べて大きく割合が減少。1回1人あたりの想定支出金額平均は2,495円で、3年ぶりの前年比プラスの予想となっている。
「歓送迎会」「花見」の相手について尋ねたところ、「歓送迎会」の相手は「会社・仕事関係」(26.7%)が最も多く、「花見」の相手は 「家族・親族関係」(15.9%)が最多だった。「歓送迎会」「花見」とも、すべての相手において前年比で増加している。