家に突然、見知らぬ人が訪ねてきたら、ドキッとしてしまうもの。
インターホンの画面を確認し、知り合いや宅配業者でない場合、身構える人も多いのではないでしょうか。
ある日、ののじ(@yokoyoko_454545)さんの家のチャイムが鳴りました。
インターホン越しに応答すると、玄関前に見覚えのない高齢の女性が立っていたそうです。
女性は、ののじさんにこんなことをいったといいます。
近くに住んでいる者なんですが、ちょっとうかがいたいことがあって…。すみませんが、玄関先まで出てきていただけませんか?
「玄関先に出てきてほしい」と頼まれた、ののじさんは「怪しい勧誘か何かか」と考え、おそるおそる用件を聞くことに。
すると、意外な言葉が返ってきたそうです。
※写真はイメージ
スマホのキーボードの設定が変わってしまって、日本語入力に戻せないので、助けていただけませんか?
そう、女性はスマホの操作方法を聞きに、ののじさん宅を訪ねてきたのです…!
意外な訪問理由に、ののじさんの夫も驚いたようで「そんな訪問者ある?」と笑っていたといいます。
女性は、いつもスマホの使い方を聞いている人に相談したものの、それでも直し方が分からなかったため、ののじさんを頼ったとか。
ののじさんはすぐにキーボードを直し、こうなった時の対処法も伝えたといいます。
女性は「90歳になりますと、こういうのが分からなくて本当に助かりました」とののじさんに感謝を伝えて、帰っていったそうです。
【ネットの声】
・不穏な話かと思ったら、ほほ笑ましいエピソードでよかった!
・優しい世界。こういう温かい話ばかり聞いていたい。
・高齢者にとってスマホは、命をつなぐ大事な連絡ツールですもんね。
・90歳でスマホを使えるなんてすごい。こういうご近所関係はいいですよね。
後日、女性は「本当に親切にどうもありがとうございました」と改めてお礼を伝えに来たとか。
一緒にいた、ののじさんの三男へのお菓子も持ってきてくれたといいます。
スマホの操作が分からず、高齢女性は途方に暮れていたはず。
ののじさんが快く対応してくれたことで安心し、心も救われたことでしょう。
優しさにあふれるエピソードに、心が温かくなりますね!
[文・構成/grape編集部]