部屋が冷えないのは『風向き』が原因? メーカーの指摘に「逆だと思ってた」

厳しい暑さが続き、40℃を超える地域もある、2024年8月12日現在。
突然ですが、エアコンから冷たい風が出ているのに、部屋が冷えないと感じたことはありませんか。
日立グループの製品の販売やサービスを行う、日立グローバルライフソリューションズ株式会社(以下、日立)のウェブサイトでは、部屋が冷えない時に、確認してほしいエアコンの設定について解説しています。
気温が高い日には、外からの熱が窓や壁などから入り込み、部屋の中が暑くなります。エアコンをつけてもなかなか涼しくならず、「エアコンの故障かな?」と考えたことがある人もいるでしょう。
日立のウェブサイトでは、エアコンのある設定が、部屋が冷えない原因となっている可能性を指摘しています。
冷たい空気は、部屋の下のほうに溜まります。
エアコンから出る風の向きが下向きに設定されていると、部屋の下の方だけが冷えてしまいますので、風の向きは「自動」または「上向き」に設定してください。
日立グローバルライフソリューションズ株式会社 ーより引用
冷たい空気は、下へ行く性質があるため、部屋の下のほうだけが冷えてしまうそうです。そのため、風の向きは『自動』か『上向き』に設定するのがよいといいます。
もちろん、風を直接感じたい時には、風の向きを『下向き』にするのもよいでしょう。身体を冷やしたい場合や部屋全体を冷やしたい場合など、用途に応じて調整するのがよさそうですね。
日立の指摘に「逆だと思っていた」「知らなかった」という人も多いのではないでしょうか。
温度の性質をうまく利用して、エアコンを効率よく使ってみてください。
[文・構成/grape編集部]