緑のうどん!?手間を惜しまないこだわりのうどん!人気メニューは笹を練り込んだ“笹切りうどん” 県外からのリピーターも多数

新潟県田上町にある、うどんやそばを提供するお店を紹介します。県外からのリピーターも多いというお店の人気の秘密を取材しました。
田上町にある、そば・うどんの店「讃岐庵」。開店前にうどんの仕込みをしていたのは、店長の穂苅次男さんです。【讃岐庵 穂苅次男 店長】「踏む作業によってコシを出す。そして、伸びないようにする」毎日1時間ほどかけ、穂苅さんが生地を踏んで、畳む作業を5回繰り返し、うどんに層を作ります。【讃岐庵 穂苅次男 店長】「こうやったらどうなるんだろうとか、どんどんのめり込んでいった」東京の高級そば店で修行をした穂苅さんが42年前に新潟で店を出す際に、オリジナルメニューとして考案したのが…【讃岐庵 穂苅次男 店長】「笹切りうどん」県産のクマザサを生地に練り込み、のど越しを良くするため、通常のうどんよりやや細く切った「笹切りうどん」です。毎年、この時期に県外から食べにくる客もいるという人気のうどん。その味は…【真保恵理アナウンサー】「口にうどんを運ぶと、笹の香りをほのかに感じます。そして、噛めば噛むほど笹の香りを感じるのですが、クセはないので最後まで爽やかにいただけます。さらに、うどんは程よいコシがあって、のど越しが非常にいいです」
また、そばもその年によって使用するそばの実そのもののほか、挽き方や合わせる割合も常に変えながら季節ごとに一番良いそばを作れるようこだわっています。【讃岐庵 穂苅次男 店長】「ひと手間を加えただけでだいぶ食感が変わったり、次はこうやったらどうなるのかなということを常に考えてやっていると仕事が楽しい」手間を惜しまず、常に工夫を続ける讃岐庵何度も訪れたくなるお店です。