大阪と静岡で桜が開花 大阪は統計開始以来最も早い開花の画像はこちら >>
きょう19日(日)、大阪と静岡で桜(ソメイヨシノ)が開花しました。ともに平年より早く、大阪では統計開始以来、2021年と並び最も早い記録です。
大阪と静岡で桜開花 大阪は統計史上最早タイ
きょう19日(日)は、大阪と静岡で桜(ソメイヨシノ)が開花しました。大阪では平年より8日早く、昨年より4日早い開花で、大阪としては、統計開始以来、2021年と並んで最も早い記録です。静岡では、平年より5日早く、昨年より2日早い開花です。
桜の開花日とは
桜の開花日とは、標本木で5~6輪以上の花が咲いた状態となった最初の日です。なお、胴咲き(枝ではなく幹や根から咲く)による開花は、通常の開花とは異なるプロセスによると考えらえることから、5~6輪に含まれません。観測の対象は多くの地域でソメイヨシノです。ただ、ソメイヨシノが生育できない地域である沖縄県から名瀬にかけてはヒカンザクラ、北海道地方の一部ではエゾヤマザクラが観測されています。一般的に、桜は咲き始めてから1週間程度で満開を迎えます。ただし、寒冷な地方ほど開花から満開までの期間は短く、東北北部では開花から満開までは4から5日程度と短くなります。開花から10日くらいは花がしっかりと付いているため、強い雨や風で散ることは、ほとんどありません。花吹雪になるのは開花してから10日以上たってからです。よほど強い雨が降ったり、強い風が吹いたりしなければ、桜は開花から3週間くらいは楽しめることが多くなります。さらに、その期間に気温が低いと花は長持ちして、場合によっては1か月くらい楽しめることもあります。