元NHK岩田明子氏、「ウェークアップ」で自民党新総裁「真のドリームチーム」結成へ提言…「現場で仕事をしている人たちとの情報共有と根回しを徹底」

日本テレビ系「ウェークアップ」(土曜・午前8時、読売テレビ制作)は17日、岸田文雄首相が14日に首相官邸で会見し、9月の自民党総裁選に立候補しないことを表明したことを報じた。
会見で岸田氏は今後の自民党へ「新総裁の下で一致団結、政策力、実行力に基づく真のドリームチームを」と述べた。
番組にはジャーナリストで元NHK解説委員の岩田明子氏が出演。MCで読売テレビの中谷しのぶアナウンサーに「岸田総理が願う真のドリームチーム、実現するためには何が必要だとお考えでしょうか?」と聞かれた。
岩田氏は「やっぱりですね、総裁選終わったらノーザイドで協力をするというところなんですけども」とした上で岸田政権が「3年続きましたけども、たびたび困難に直面したのは、根回し不足、それから情報共有の少なさだったと思うんですね」と指摘した。
続けて「派閥の解消の時もそうでしたし、それからパーティー券の公開基準の調整の時もそうでしたし、作業している現場を頭越しに自分が政倫審に出席するですとか、後手後手になった上に相談なくトップダウンで表明をするところが孤立化を深めていったところだったと思うんです」と解説した。
その上で「今度は総理室の中での結束。それから執行部や閣内での情報共有。それからあとは公明党との連携ですね。ちゃんと現場で仕事をしている人たちとの情報共有と根回しを徹底することがドリームチームにつながるんじゃないかなと思います」と提言していた。