50代女性教師が生徒に格闘技の絞め技を実演 1名を気絶させ逮捕

50代女性教師が生徒に格闘技の絞め技を実演 1名を気絶させ逮…の画像はこちら >>
算数の教師が、教室で自慢の得意技を見せることに。そのせいで1名が倒れ警察も介入していたことなどを、『ABC News』などアメリカのメディアが伝えている。
2月24日のこと、アメリカ・コネチカット州ノーウォークの小学校で勤務していた女性教師(50)が授業中に“あること”を思いついた。
このとき教室にいたのは、5年生の児童たち。「この子達の前で格闘技の絞め技を実演してみよう」。そう考えた教師は、児童ら3人に実際に技をかけてみせた。
関連記事:小学生男児が女性教師とトラブル 学校で口論になり重傷負わせる
教師に技をかけられた児童のうち、1名がなんと気絶。これには教師も慌てすぐに保健室の先生を呼び、児童の状態を確認してもらうなど対応に追われた。
被害を受けた児童の現在の体調については報じられていないが、学校側は「一生治らないような怪我を負うことはありませんでした」と発表。事件発生後に速やかに通報して警察の介入を求めたことも認めた。
逮捕された教師は、その後に辞職したとのこと。このまさかの出来事については学校側も衝撃を受けており、経緯など詳しいことを調査したと明かしている。なお教師がなぜ学校で絞め技を披露したのかについては、伝えられていない。
ちなみに別の土地で過去に開催された格闘技トーナメントに同姓同名の人物が出場したことが明らかになっているが、同一人物だったのかは不明。過去にマーシャルアーツを本格的に学んだ経験があるのかも判明していない。
とんでもない問題を起こして仕事を失った元教師の保釈金は、2万ドル(約273万円)に設定された。また3月中に出廷する予定で、そこで何を語るかに注目が集まっている。
学校側は「児童たちの安全が何よりも大事なのです」と発表しているが、このような事件が起こってしまった後とあって世間からは「今さらこんな事を言っても意味はない」「教師は余計なことをしなくていい」「勉強を教えることに集中してほしい」という声が上がっている。
(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)