外国人入国者の減少等で…3年連続で人口減の愛知県 解消に向け対策本部立ち上げ 知事「県全体の問題」

3年続けて人口が減少している愛知県が、歯止めをかけるため対策本部を立ち上げ、20日の初会合で2023年10月をめどに総合戦略を策定することを確認しました。

大村愛知県知事:
「危機意識を共有しながら、どうしたら人口減少に歯止めをかけられるか検討していただく」

愛知県内の人口は、少子化やコロナ禍で外国人入国者数が減った影響などで、2019年の755万4000人をピークに3年連続で減少していて、愛知県は解消に向けて対策本部を立ち上げました。

20日に開かれた初会合で大村知事は、名古屋市を含む県内43の市町村で人口が減っている現状について「県全体の問題」と危機感を示しました。

その上で、雇用や子育てなど地域のニーズを汲み取り検討を進めたいとしていて、各市町村などと連携しながら、2023年10月をめどに総合戦略を策定することを確認しました。