イギリスの駐日大使が新潟県を訪問「原子力分野」などで協力求める「気候変動問題は世界で一番重要な課題」

イギリスのジュリア・ロングボトム駐日大使が県庁を訪問し、原子力分野などでの協力を求めました。

20日、県庁で笠鳥副知事と面会したのはイギリスのジュリア・ロングボトム駐日大使です。

東京電力柏崎刈羽原発の安全対策の状況などを視察するため、19日から県内を訪れています。

【イギリス ロングボトム駐日大使】
「クリーンエネルギー気候変動問題世界で一番重要な課題」

ロングボトム大使はイギリスで原子力政策を推進していることを説明し「日本との原子力分野での協力関係は強く、これからも技術面などでお互いに支援していきたい」などと話しました。

笠鳥副知事は県としても2050年の温室効果ガス排出量実質ゼロの目標を掲げていることを説明した一方、原発に関しては県民の理解が必要であり、安心感の醸成に向けて国としての取り組みが求められるとの認識を伝えました。

また、両者は観光交流の協力などについても意見を交わしました。