8月14日夕方、新潟県上越市の市道上で、酒気を帯びた状態で車を運転して事故を起こしたとして、76歳の男が逮捕されました。
酒気帯び運転の疑いで逮捕されたのは、上越市地頭方に住む派遣社員の男(76)です。
男は14日午後6時すぎ、上越市国府1丁目の市道上で、酒気を帯びた状態で車を運転した疑いがもたれています。
警察によりますと、普通乗用車を運転していた男は、信号待ちをしていた前方の車に対し、左側からすり抜けようとしたところ、その車に接触。男がそのまま逃走したため、被害にあった車に乗っていた男性が「事故を起こした車が逃げている」と110番通報しました。
その後、被害にあった車は男の車を追いかけ、駐車場に逃げ込んだところで再度「逃げた車が駐車場に入った」と通報。臨場した警察官が駐車場で男を発見すると、男から酒の臭いがしたため、男の呼気を調べたところ、基準値を超えるアルコールが検出されたということです。
警察の調べに対し、男は「酒は抜けたと思った」と容疑を否認しているということです。
警察は当て逃げも視野に、男が酒を飲んで運転した経緯を詳しく調べています。