ジオテクノロジーズは3月13日、「出社とリモートワーク」に関する調査結果を発表した。調査は2月3日~12日、10代~60代のトリマユーザ10万人(人口構成比でウェイトバック集計)分のサンプルを回収し、そのうちリモートワークが可能な3.4万人に対して分析を行った。
まず、現在の出社状況を教えてもらったところ、66.9%が「ほぼ毎日出社している」と回答。その割合は、「東京都」が最も少なく54.3%、首都圏3県では58.4%という結果に。
出社する曜日を出社頻度別にみると、「週2日以上出社」する人は週始めの月曜と火曜が比較的高く、週1日以下のリモート中心の人は、水曜と金曜に高い傾向となった。
続いて、コミュニケーション効率と出社頻度の関係を見ると、出社頻度にかかわらず、出社時の方がコミュニケーション効率を良いと回答する人が多い傾向に。同様に、作業効率についても分析してみると、「ほぼ毎日出社する」人の48.4%が、出社時の作業効率が良いと回答したのに対して、「出社しないリモートする」人の33.0%が、リモート時の作業効率が良いと回答。出社頻度によって作業効率への意識に大きな違いがあることが判明。
「ほぼ毎日出社する」人は、コミュニケーション効率も作業効率も出社時の方がとても高い傾向であることが分かった。
最後に、「あなたが理想とする働き方」を聞いたところ、ほぼ毎日出社する人でも、リモートワーク併用が75.4%と非常に高く、出社しない人でも、リモートワーク併用と回答したのは44.8%となったことから、出社頻度にかかわらず、出社とリモートワークの併用を望む人が多いことがわかった。