沖縄県宜野湾市にある県内最大規模の猫保護団体「NPO法人動物たちを守る会ケルビム」(中村吏佐代表)が資金難になっている問題で、同会は27日に宜野湾市内で臨時総会を開き、今後の運営方針などを協議した。
関連記事猫550匹どうなる? 沖縄最大の保護団体が活動困難に 「経営不振」か 従業員10人は自・・・ 沖縄県宜野湾市にある県内で最も規模の大きい、猫を保護する団体が今月上旬から、活動の継続が困難になっていることが1・・・www.okinawatimes.co.jp 中村代表と副理事2人を解任する議案が提出され、賛成12人、反対23人で否決された。新たに代表と副理事を選出する議案も否決となった。
議長を務めた照屋直二監事によると、2022年末時点で名簿に登録されていた役員と会員は21人。総会直前に37人まで増えており、今回の採決が有効かどうか県側に確認するという。
ケルビムは、関連会社を含む県内の3施設で約500匹の猫を保護している。これまでに一部の会員や関連会社の元従業員などが、賃金未払いや飼育環境の問題を訴えている。