卵を使った調理中、生卵とゆで卵を一緒に置いていたら見分けがつかなくなったことはありませんか。
一か八かにかけて、ゆで卵だと思って割ってみて生卵だったら、テーブルの上は大惨事になってしまいますね。
JA全農たまご株式会社のウェブサイトでは、生卵とゆで卵の簡単な見分け方を紹介しています。
たまごが生か、それともゆでたまごかを知るには、たまごを回します。
たまごが簡単に回転する場合ゆでたまごですが、ぐらついている場合は生たまごです。
JA全農たまご株式会社 ーより引用
本当に回すだけで見分けられるのなら、とても助かりますよね。実際に筆者が試してみることにしました!
分かりやすいように、生卵には『生』、ゆで卵には『茹』と書いたものを用意しました。
殻付きの状態では、字が書いていなければまったく分かりませんね。
それでは回してみましょう。2つの卵を横倒しに寝かせたら、ルーレットのように回します。
あまり勢いよく回すと、生卵が滑ってテーブルから落ちてしまう可能性があるので、気を付けてくださいね。
すると、生卵は不規則に動いた後すぐ止まったのに対し、ゆで卵は勢いよくクルクルと回りました!
生卵は中が液状なので、回すと黄身が中で揺れて、安定した回転ができません。一方、ゆで卵では中身が固まっているので、黄身を重心としてクルクルとコマのように回るのです。
明らかに回り方が違うので、簡単に見分けることができました。
念のため、卵の中身も確認しておきましょう。
『茹』のほうは卵がしっかりと固まったゆで卵、『生』のほうからは生卵が出てきました。実験成功です!
特別な道具も不要で時間もかからず、生卵とゆで卵を一瞬で見分けられるこの方法。
覚えておけば、キッチンでの卵パニックを引き起こすこともなさそうです!
[文/キジカク・構成/grape編集部]