花粉情報 きょうもスギやヒノキ花粉に要注意 飛散が減るのはいつ?

花粉情報 きょうもスギやヒノキ花粉に要注意 飛散が減るのはい…の画像はこちら >>
きょう20日、日中は広く晴れて、スギ花粉は九州から東北にかけて広く飛散するでしょう。ヒノキ花粉も九州から関東にかけて飛散し、ヒノキ花粉のピークを迎えつつある九州で大量飛散となりそうです。
きょう20日の花粉情報

きょう20日は、日中は広く晴れるでしょう。最高気温は4月並みの所が多く、春本番の暖かさになりそうです。スギ花粉は九州から東北にかけて広く飛散するでしょう。あわせて、九州から関東にかけてはヒノキ花粉も飛びそうです。特に、九州はヒノキ花粉のピークを迎えつつあり、大量飛散となるでしょう。
今週後半は飛散が抑えられる

21日(火)は、西から天気が下り坂です。九州では雨が降り、花粉の飛散は抑えられるでしょう。ただ、近畿は「多い」、東海から東北にかけては「非常に多く」飛散するため、万全な対策が必要です。22日(水)は雨のエリアが広がり、九州から東海は飛散が抑えられるでしょう。関東から東北は大量飛散が予想されるため、対策が必要です。23日(木)以降は前線の影響で断続的に雨が降り、九州から関東では飛散は抑えられ、花粉症の方は少しホッとできそうです。
まだ続く花粉シーズン

今週後半は雨で花粉の飛散が抑えられますが、花粉シーズンはまだ続きます。西日本(九州~近畿)のエリアでは、スギ花粉のピークは過ぎましたが、今年は飛散量が多いため、ピークが過ぎても油断はできません。また、ヒノキ花粉が3月下旬から4月中旬にかけてピークとなるでしょう。東日本(東海・関東・北陸)では、3月いっぱいはスギ花粉のピークが継続する予想です。東京ではヒノキ花粉のピークが例年より早い3月下旬から始まり、4月中旬にかけて続くでしょう。しばらく花粉対策が必要です。

帰宅後の花粉対策 体についた花粉を室内に入れないために

花粉症の症状を緩和させるには、できるだけ花粉を避けることが大切です。そのためには、帰宅した際、体についた花粉を室内にいれないよう、以下のことを心がけましょう。① 上着を玄関先ではたくなど、室内に入る前に、洋服や髪の毛についた花粉を、落としましょう。花粉症でない方も、このひと手間を心がけていただけると、花粉症の方にとって過ごしやすい空間を維持することができます。② 髪の毛についてしまった花粉は、シャンプーで洗い落とすのも効果的です。③ 帰宅後は、すぐに、うがいをして、喉に流れた花粉を取り除きましょう。④ 洗顔をして、顔についた花粉を落とすのも、おすすめです。洗顔の際は、眼や鼻の周りについてしまった花粉が、体内に侵入しないよう、気を付けてください。