上越市にある直江津D51レールパークが3月18日にリニューアルオープンし貴重な展示車両が増えました。その名も通称「おいらん車」。果たしてどんな列車なのでしょうか?
21日朝、家族連れが多く見られた直江津駅。
しかし彼らが乗り込むのは回送電車です。
乗客を乗せたまま発車ししばらくすると…そのまま洗車機に。
これは回送電車の乗車体験です。
貴重な体験をしながら向かったのは上越市にある直江津D51レールパーク。
ここでは貴重な列車が展示されています。
目玉は本物のSL通称デゴイチの乗車体験。
半世紀以上前に走っていた蒸気機関車に子どもたちは興味津々です。
【子ども】
「C○○はA(から数えて)3だから車輪が3つあるということでDは4つ。車輪の数が違う」
「汽笛の音とか動きとか、昔はこういうのを乗っていたんだなと思ってすごかった」
「動くのが楽しかった」
そして、今年は他にも鉄道ファンをうならせる新たな展示列車が。
【鉄道ファン】
「夜中とかにしか走っているイメージが無いので日中に見ることはない」
「列車と接触しないかどうか確認する装置で」
建築限界測定用試験車オヤ31。
トンネルの建設や信号機を設置する際走行する列車がぶつかる事の無いよう建設する範囲を測定する列車としてかつて使用されていました。
現存するのはこの車両を含め2両のみ。
見た目がかんざしを刺した女性の姿に似ていることから通称「おいらん車」と呼ばれています。
【えちごトキめき鉄道 竹内 幸一 営業部長】
「大変珍しい車両がお目見えしています。昭和12年に造られた車両ですから86年たってますから、非常に昔の車両で私も見たことが無い」
普段は内部を公開していませんが4月1日と2日には特別に公開される予定です。