「この看板の文字、おかしいな」と思ったら? 真相に「二度見した」「めっちゃ笑う」

今、私たちがこうして目にしている文字にも、書体データの『フォント』が設定されています。
街で目にするポスターや、店のPOP、チラシなどの字をよく見ると、同じ文字でも書体によってデザインが異なることが分かりますよね。
たとえば漫画では、複数のフォントを使い分けることによって、セリフが読者に与える印象を変えているのです。
ある日、神奈川県横浜市内で散歩をしていた樟葉ノ都(@kusuha385)さんは、気になる看板を目にしました。
それは、駐車場の案内看板。一見どこにでもありそうな印象を受けますが、樟葉ノ都さんは看板を見てこう思ったのです。
「やけに、いかついフォントを使っているな…」
従来、地図の役割を果たす案内板では、読みやすさや、図の分かりやすさが重視されています。
しかし、樟葉ノ都さんが目にした看板は、なぜか特徴的かつ派手なフォントを使用しているように見えたのです。
違和感を覚え、看板をよく見てみた樟葉ノ都さん。そこで、自分の勘違いと真相に気付いたのです…!
えらいイカついフォント使ってるなと思ったら、ただの経年劣化だった pic.twitter.com/uToGAm9knM
看板に書かれているのは、『中央公園』という文字。
しかし、穏やかな場所名にもかかわらず、なぜかメタルバンドのCDジャケットに使用されていそうなフォントではありませんか!
…といっても、この看板が個性的なわけでも、公園がロックな場所なわけでもありません。よく見ると、看板の経年劣化によって、字の部分がボロボロになっていたのです。
誰もが二度見するであろう看板は、ネット上で1万回以上拡散。続々とツッコミや驚く声が寄せられました。
・一瞬、本気でかっこいい看板かと思った!劣化なのに逆にイカしてる!
・デスメタルの曲がずっと流れている公園を想像して、めっちゃ笑うわ。
・本当にそういうデザインなのかと思って二度見した。デスボイスで「中央公園!」って聞こえてくるな…。
多くの人の笑いのツボを刺激した、自然が生み出した『デスメタル風フォント』。
経年劣化した看板は、本来であれば修理や取り換えが必要ですが…きっと多くの人が「このままにしてほしい!」と強く思ったことでしょう!
[文・構成/grape編集部]