扶養範囲外で働く女性5人に1人、「仕事をセーブしたい」 – 理由は?

コネヒトは3月17日、働く女性に向けて実施した「年収の壁についてのアンケート」調査結果を発表した。調査は3月11日~12日、コネヒト社サービス利用者1,553人を対象に行われたもの。

まず、扶養範囲外で働く人のうち、扶養内での働き方を希望する人は19.9%となった。

扶養内で働きたい理由について尋ねると、「時間や体力など負担のない働き方をしたいから」が73.6%で最多となり、次いで「家族と家事育児分担をするのが難しいから」が57.7%で続いた。

また、「体力的にしんどいので扶養内で働きたいが、お金にも余裕が欲しいので今は扶養外」「実家の援助も求められないので正社員フルタイムで働いていますが、体力的にも精神的にもつらい」「子どもの病気や保育園行事で仕事を休むのはいつも母親の私で、職場に迷惑をかけているので肩身が狭い」などのコメントが寄せられた。

パートナーとの家事育児分担が思うようにならず、負担が偏ることによる女性側の体力的・精神的な疲労がうかがえるとのこと。