名古屋市緑区で21日、高齢の女性が騙し取られたキャッシュカードで現金200万円を引き出されるなど、架空電話詐欺の被害が同じ時間帯に2件ありました。
21日午前10時ごろ、名古屋市緑区に住む80代の女性の家に、区役所の職員を名乗る男から「還付金があります」などと電話があり、口座番号を伝えました。
その後、銀行員を名乗る男からの電話でキャッシュカードの暗証番号を教え、さらに自宅を訪ねてきた男にカードを渡してしまいました。
女性は不審に思い警察に相談しましたが、既に口座からは200万円が引き出されていたということです。
緑区では同じ時間帯に、70代の女性が孫を名乗る男からの電話をきっかけに、現金100万円をだまし取られる被害が発生しています。