電子レンジで加熱調理をしている際、『パチン』という音を聞いたことはありませんか。
普段とは違う音が聞こえてくると、「もしかして故障かな?」と心配になる人も多いかもしれません。
日本の電気機器メーカーである『SHARP』の公式サイトより、気になるレンジの音の原因について紹介します。
電子レンジで加熱調理をしていると、突然『パチン』という音が鳴ることがありますが、SHARPはこの音の原因について、以下のように解説しています。
ドアと本体の接触面に付着していた水滴がはじける音です。そのままお使いになれます。
SHARP ーより引用
なんと、原因は水滴が蒸発して弾ける音でした。
理由を知って安心したという人も多いでしょう。これからはパチンと音がしても、様子をみるために一時停止はせずに済みそうです。
電子レンジは『パチン』という音以外にも、さまざまな音を発することがあります。
問題のない音と故障の原因となる音の違いを知っていると、いざという時にも慌てずに済みます。
電子レンジからどんな音がしたら故障と考えられるのかも、学んでおきましょう。
庫内の温度を下げるためにファンが動いている可能性があります。冷却ファンは終了すると自動で運転が止まるため、問題ありません。
加熱室が高温になって膨張している時に起きますが、基本的には問題のない音です。
ただし、音が継続したり、頻繁に鳴る場合には一度メーカーに問い合わせてみるとよいでしょう。
アルミホイルや部分的に金属が使われている容器で食品を加熱している際に発生します。
電子レンジの故障や火災の原因となるため、このような音が鳴った時には、すぐに電子レンジの使用を中止してください。
レンジは、使い方や環境によってさまざまな音が発生します。
中には機械的なトラブルが発生していることがあるため、普段と違う音がする時は故障診断を受けるなどの対処をするようにしましょう。
音の違いをちゃんと把握して、正しく電子レンジを使っていきましょう。
[文・構成/grape編集部]