台風接近中、エアコンが止まってしまったら… 意外と知らない“NG行為”があった

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台風10号が接近するなか、エアコンの設置や点検修理などを行う「株式会社トライ」がYouTubeチャンネルにて、台風接近時にエアコンで注意するポイントについて紹介している。
日本に近づきつつある台風10号は、当初の予想よりもかなり西寄りの進路になっており、29日に九州に接近または上陸する恐れがある。その後は西日本を縦断するように本州付近を進んで、31日に日本海で温帯低気圧に変わる見込みとなっている。
速度が遅いこともあり、西日本から関東、北陸では雨や風が長引く恐れも。暴風や高波、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に注意が呼びかけられている。
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同社によると、「台風が上陸・すぐ近くまで接近しているときはエアコンの使用を十分に気を付ける必要があります」と説明。
現在、台風10号の中心付近の最大風速は35メートルとされているが、風速30メートルを超える風が吹く場合、室外機のファンやモーターに負荷がかかり、部品が傷む可能性もあるとのこと。
また、大雨などで室外機が浸水、水没した場合には、漏電の危険があるため、すぐにエアコンの使用を中止するよう呼びかける。ブレーカーが落ちた場合、ブレーカーを上げようとすると感電やブレーカー故障の危険性もある。
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さらにその後、「(水が引いて)室外機が乾いたとしても、様子を見るためにエアコンのスイッチを入れないようにお願いします」とも伝えている。その理由として電気回路に一度でも水が入ると、漏電や発火の恐れがあるという。
室外機が転倒したり、位置がずれたりした場合も、自分で戻そうとすると故障の恐れや、冷媒ガスが漏れて高圧ガスが直撃する恐れもあるため、専門業者に修理を依頼することを推奨している。
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さらに台風の際には風雨による故障のほか、停電でエアコンが使えなくなるケースも。
そうなった場合、暑さ対策には厚労省が案内しているエアコンが使用できないときの熱中症対策などが参考になる。保冷剤やペットボトルを冷やしておくことや浴槽に水を張るなどの準備をしておくとよい。
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