「暗い部屋で本を読むと…」は都市伝説? 眼科医が明かした“新事実”に博多華丸・大吉もびっくり

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27日放送の『あさイチ』(NHK)では、室内の照明と視力の関係について専門家が説明。これまでの“定説”を引っくり返すような解説に、博多華丸・大吉も驚きの声をあげた。
番組では快適な睡眠について特集し、睡眠学の権威である柳沢正史氏の話を交えながら紹介。その中で、子供の快適な睡眠のための部屋の照明について取り上げた。
子供部屋の照明は明るめが一般的だが、柳沢氏は、明るさや色を調節できるシーリングライトなどを利用し、夜間には100ルクス程度の、少し暗めのオレンジ系の明かりにすることを勧める。
柳沢氏によると、夜間に照明が明るすぎると「(眠りや生体リズムを調節する)メラトニンも抑制されちゃうし、体内時計も遅れがちになります」とのこと。光が強すぎると「いつまでも眠くならない。とくに子供は光に敏感なので、ちょっと外から来ると薄暗いかな、ぐらいの照明がいい」と話す。
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ただ、この場合に気になるのが視力への影響だ。昔から「暗い部屋で本を読むと目が悪くなる」などと言い伝えられてきた。
しかしこれについても、柳沢氏は「眼科の教授に聞きましたけど、完全に都市伝説です」と否定。
番組でも眼科専門医に話を聞いたところ、「暗いことと、視力が低下することは直接的に関係はない」という。
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これにはスタジオにいた全員が驚く。鈴木奈穂子アナウンサーが「(暗いのはよくないと)言われて育ってきましたよね」と話し、博多大吉が「部屋の電気は全開でいけ、ぐらいに…子供のころは明るく、明るくって言われてたけど…」と困惑。
医師によると、視力が低下する原因は本や画面を近くで見ること。近くなると、目がピントを合わせようとして視力の低下につながるようで、博多華丸は、「暗いから近くで見てたかもしれない」と納得する。
本や画面を見る際には30センチを目安に顔を離し、手元を明るくしておけば、室内の照明が暗めでも問題がないとのことだ。