普段使っている鍋やフライパンの裏は、焦げや汚れが付着しがちです。「いつまでもきれいに使いたいのに…」と悩んでいる人も多いことでしょう。
普通にスポンジでこすってもなかなかきれいにできない汚れは、どうお手入れすればよいのでしょうか。
400種類以上のサービスを依頼できる『くらしのマーケット【公式】』(curama.jp)のInstagram投稿より、おすすめの方法を紹介します。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
くらしのマーケット【公式】(@curama.jp)がシェアした投稿
『くらしのマーケット【公式】』がInstagramで紹介しているのは、『汚れた鍋の裏をもっともきれいにできるのは、どのお手入れ方法なのか』という検証企画です。
メラミンスポンジ・クリームクレンザー・重曹・焦げ落とし用洗剤を用意し、それぞれの効果を確かめています。
メラミンスポンジは、水を付けて5分間こすり洗いを。クリームクレンザーはナイロンたわしを使って5分、重曹はペースト状にして塗布した後に15分ほど置き、やはりナイロンたわしで5分磨いています。
焦げ落とし用洗剤は鍋底にスプレーして30分放置し、こすらないまま洗い流す方法で検証しました。
結果、もっとも汚れがきれいになったのは、焦げ落とし用洗剤を利用する方法です。『スプレーして待つだけ』と、労力が不要な方法でありながら、気になる汚れがほぼ落ちている様子が見て取れます。
また、重曹ペーストを使った場合も汚れは落ちやすく、クリームクレンザーを使った場合は時間をかけて磨くときれいになりやすいそうです。反対に、メラミンスポンジを使ったお手入れはほぼ効果を実感できなかったとのこと。
鍋やフライパンも傷付きやすいため、避けたほうがよいでしょう。
『くらしのマーケット【公式】』Instagramでは、お手入れする際の注意点についても分かりやすく解説しています。
汚れ落としにもっとも効果的な焦げ落とし用洗剤は、商品説明をしっかりと呼んでから使用するようにしましょう。シンクで直接スプレーするのはNGです。必ず、樹脂製の容器やビニール袋の中に入れ、洗剤を吹き付けるようにしてください。
また、アルミ製の鍋やフッ素加工が施された鍋にも使用できません。
鍋裏の汚れを落としたい時に、酸素系漂白剤の使用は避けてください。検証ではナイロンたわしを使用していますが、誤ってスチールウールたわしを使うと、鍋の裏側が傷だらけになってしまいます。
素材に優しいイメージのある重曹ですが、アルミ製品を変色させる恐れがあるでしょう。鍋の素材を確認したうえで、ベストな方法を選択するのがおすすめです。
鍋やフライパンの裏側の汚れについて、「なかなかきれいにならないから諦めている」という人も多いのではないでしょうか。汚れの原因は、主に油や焦げ。市販の焦げ落とし用洗剤を使うと、すっきりきれいに落としやすくなります。
『くらしのマーケット【公式】』Instagramを参考にして、自宅の鍋やフライパンを、まとめてお手入れしてみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]