JAおすすめの保存方法 タマネギは買ってきたら…?

カレーや牛丼など、さまざまな料理で活躍するタマネギ。そんなタマネギですが、毎回カットするのは面倒ではありませんか。
実はタマネギはカットして冷凍保存しておくと、いろいろなメリットがあるそうです。
JAグループ(以下、JA)のウェブサイトでは、タマネギの保存方法について、このように紹介しています。
ミカンの入っているネットなどに入れて、涼しく風通しのいい場所に吊るして保存するのが最適です。
スライスして冷凍しておくのも便利。繊維が壊れて火の通りが早くなるので調理時間を短縮できます。飴色に炒めてからの冷凍もおすすめです。
新タマネギは傷みやすいので、新聞紙に包んで野菜室で保存し、早めに食べ切りましょう。
JAグループ ーより引用
タマネギをスライスして冷凍することで、時短につながるのは嬉しいポイントですね!筆者が実際に試してみたので、紹介します。
まず、用途に応じた切り方でタマネギをカットしましょう。筆者は1個のタマネギを半分ずつ、味噌汁用にくし切りと、ハンバーグ用に粗みじん切りにしました。
タマネギの水気を拭き取り、それぞれを冷凍用保存袋に入れます。なるべく平らな状態にして、冷凍しましょう。
冷凍したタマネギがこちら。ここまでカチコチだと調理の時にどうやって処理したらいいか、悩んでしまうかもしれません。
『ジップロック』などを販売する、旭化成ホームプロダクツ株式会社のウェブサイトによると、冷凍したタマネギはこのように使うといいそうです。
電子レンジもしくは自然解凍で半解凍するか、凍ったまま調理します。
冷凍したものは食感が失われやすいため、炒め物などシャキシャキとした食感を楽しむ用途には向きません。
旭化成ホームプロダクツ ーより引用
凍ったまま調理できるとのことなので、味噌汁用のタマネギはそのまま、ほかの具材と一緒に入れました。
普段よりも早く火が通って驚きました!味もいつもと変わらず、おいしい味噌汁です。
続いて、ハンバーグ用のタマネギを使用する際は、電子レンジの解凍機能を利用して半解凍にしました。冷めてからしっかり水気を切れば、使える状態になりますよ。
後はほかの具材と一緒に混ぜて、いつも通りにハンバーグを作るだけ!
でき上がったハンバーグを食べてみると、タマネギの柔らかい食感がグッド!いつもよりも火の通りがよいためか、柔らかい歯ごたえに仕上がりました。
作ってみて感じたのですが、味噌汁とハンバーグのほか、牛丼や親子丼、生姜焼き、ハヤシライスのようなタマネギと肉を使った料理は多いですよね。
メニューが多いぶん、タマネギをカットして冷凍庫にストックしておくとかなり便利そうです。
タマネギを使用する際は冷凍して、ワンランクアップした料理を作ってみませんか。
[文/キジカク・構成/grape編集部]