2023年3月22日、大阪府と兵庫県にまたがる伊丹空港から、鹿児島県奄美市にある奄美空港へと就航するJALのフライトがありました。
離陸後、何人かの乗客から、スタッフにとあるお願いが寄せられていたといいます。
日本時間の同日、野球の世界大会『ワールド・ベースボール・クラシック(通称:WBC)』の日本対アメリカの決勝戦が行われていました。
離陸すると、パソコンやスマホなどをネット環境にアクセスできないため、上空にいる乗客は結果や試合経過を知ることはできません。
乗客たちはスタッフにお願いをして、試合がどうなったのかを知ろうとしていたのです。
するとフライト中、運行管理者である会社から、機内にメッセージが届きました。
そこにはスコアと、日本代表が優勝したことが書かれていたのです!
副操縦士Hです#WBC 9回表で奄美フライトの出発時刻が迫り、お客さまは結果を気にしながら搭乗上空で状況確認を依頼される中、会社から #日本勝利 と粋なメッセージが届きました#日本優勝 とアナウンスでお伝えしたところ機内のお客さまから拍手が勇気と感動をありがとう#世界一 pic.twitter.com/vIvKexcc4M
メッセージをもとに、機内アナウンスで日本優勝を伝えると、乗客たちは一斉に拍手を送っていたとのこと。
『WBC』の結果を知りたがっていた乗客に向けた粋なアナウンスに、ネット上では称賛の声が上がっています。
・なんて素敵なおもてなし!やっぱりJALは好きだなぁ。
・乗務員も乗客も、一緒に感動を分かち合えて幸せな瞬間だったのではないでしょうか!
・思い出に残るフライトになっただろうな!
2009年大会以来、実に14年ぶりに優勝を果たした日本代表。
テレビや現地で試合を観戦していた人だけでなく、フライト中の乗客もまた歓喜に沸いていたようです!
[文・構成/grape編集部]