谷原章介、竜巻が発生する“3つの予兆”について質問 「サインとかってなにか…」

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30日、朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)では、台風10号に関連して竜巻による被害も発生していることを報道しました。
一昨日28日には、一部地域で外壁タイルなどが剥がれ落ちるほどの竜巻が起こっており、司会の谷原章介さんは「竜巻が起こる前兆」について言及していました。
台風10号はゆっくり進んでおり、影響が長引いています。大雨が続く中、強い風による被害も報告されており、28日には宮崎市で竜巻が発生。
同番組では昨日の映像を公開し、被害後の動画からは木々が飛ばされたり建物が崩れるほどの「風の強さ」が伺えます。台風が上陸する前の段階で、突風が同時多発的に発生したと思われる今回の被害。
気象予報士の天達武史さんは「突風って言うと、台風の直接的な影響と思われるんですけど、そうじゃないんですよね」と、意外な事実を解説しています。
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天達さんは「台風が持ち込む熱帯の空気によって、ゲリラ豪雨が発生するじゃないですか。あの雲から勢いよく引きずり降ろされた場合はダウンバースト、上昇気流が強まった場合、竜巻なんですよ」と、竜巻と台風の関係についてコメント。
続けて、「じつはですね台風が接近する前に竜巻ってけっこう発生しているんですよね」とフリップを参照。
円の中心を指しつつ、「ここに台風の中心があるとすると、だいたい台風の中心から100キロから600キロくらいのエリアで多発する傾向があって…」と説明しています。
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台風が反時計回りに回ると、台風の南側から南風で「熱帯の空気」が持ち上げられて入ってくるそう。今回は、そういったエリア内だった宮崎が発生しやすくなっていたようです。
谷原さんは「これはでも『(竜巻が)起きそうだよ。発生しそうだよ』っていうサインとかってなにかないんですか?」と質問し、天達さんは「竜巻に関してはなかなか難しいんですけど」としながらも、3つの予兆について回答しています。
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天達さんによると、サインは「急に暗くなる、雷が鳴る、冷たい風が吹く」の3つとのことで「竜巻の前は空が急に暗くなる」「竜巻が発生するときっていうのは積乱雲が急に発生しているときなので雷がものすごく発生するんですよね」「冷たい風が吹くってときには近くで激しい下降気流が起きているんですよね」と注意喚起。
天達さんは「なによりも大事なのは竜巻注意情報というのを、気象庁が発表します。これが発表されたっていうときは…積乱雲の中でも回転する渦があるものとないものがあるんです。レーダーで渦を感知するとこの竜巻注意情報が発表されるんです」と話し、この情報が出た際には安全な場所に避難するように提言しています。