食事は、どうする家康? 戦国武将が愛した「戦国飯」コースが登場

飲食・小売・コンサルティング事業を展開するInnovation Designは、横浜・馬車道のレストラン「KITCHEN MANE(キッチン メイン)」にて、戦国武将が好んだといわれる料理を再現した「戦国飯」コースを4月21日より提供開始する。

自然を尊ぶ日本古来の“食”の習わしを大切に、“食”を通じて社会課題の解決を目指すサステナブルレストラン「KITCHEN MANEは」が、「戦国時代」に焦点を当てる。徳川家康、織田信長、豊臣秀吉、山内一豊など、戦国武将が好んで食べたといわれる「戦国飯」全7品を通して、当時の暮らしを想像しながら戦国の歴史と食を楽しめるコースを用意した。

当コースでは、長篠の戦いの後に徳川家康と織田信長が食べたと言われている「なすのつぼつぼ」をはじめ全8品を提供。4月15日には当コースのアドバイザーであり、NHK大河ドラマ「どうする家康」の時代考証も務める歴史学者・小和田哲男氏による「戦国の食と歴史」をテーマにしたトークイベントを開催する。

コース内容は、米を細かく砕いて炊いた「割粥」、鶏ひき肉を酒煎りし信長が好んで食べたというなすに詰め餡をかけて仕上げた「なすのつぼつぼ」、醤油に酒・みりん・橙酢・鰹節・梅干を混ぜて一週間寝かせたものを裏漉しした自家製ポン酢をかけて味付けした「かつおのたたき」、白身魚のすり身を使用して作られた「焼き蒲鉾・生麩の田楽」、徳川家康の大好物といわれる「鯛の天ぷら」、大根おろしと一緒に炊いた「麦ごはん」、昆布出汁8杯に醤油を入れただけの出汁に豆腐を入れて大根おろしを添えた「真の八杯豆腐」、兵糧として食べられていた「焼き味噌」、あじの干物を使った「冷汁」、甘鯛の干物の頭と中骨を油で揚げたものをご飯に入れて一緒に炊いた「鯛めし」、柿・桃・ほおずき・金柑の蜜煮など「季節の甘味」を用意する。

「戦国飯」コースは、4月21日よりKITCHEN MANE にて7,000円で提供開始。電話またはWebサイトより一週間前までに予約が必要。