ある意味、空母が来るよりも厄介?
防衛省は2024年8月31日、中国海軍のシュパン級測量艦1隻が、口永良部島(鹿児島県)南西の領海に侵入したと発表。自衛隊が撮影した画像も公開しました。
「怪しい中国艦」が日本の領海に侵入 民間船みたいな外観だけど…の画像はこちら >>海上自衛隊のP-1哨戒機(画像:写真AC)。
その後、中国艦は屋久島(鹿児島県)南西の領海から出て、南に向けて航行したとのこと。これに対し海上自衛隊は、掃海艇「ししじま」やP-1哨戒機が警戒監視・情報収集にあたったとしています。 今回確認されたシュパン級測量艦は、満載排水量5883トン、全長129.3mで、9隻が配備されています。一見すると民間船のような大人しげな外観ですが、潜水艦を運用するために必要な海洋情報を収集する役割を担っているとみられます。 中国海軍の艦艇が領海に侵入する事案は、今回が初めてではありません。防衛省によると、昨年9月以来の13度目で、懸念すべき事態としています。