ミカンをたくさん食べたくて箱買いしても、しばらく経つと柔らかくなって傷んできてしまいます。
「カビが生えている…!」と驚いたことのある人もいるでしょう。おいしさを保ちながら長く保存するにはどうしたらいいのか、ミカンを保存するコツを紹介します。
『くらしのマーケット』(curama.jp)の公式Instagramアカウントでは、ミカンをできるだけ長持ちさせる保管方法を紹介しています。
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まずはミカンを保存する際のポイントを確認しましょう。
ミカンの保存期間は常温で約1~2週間が目安で、保存に最適な温度は5~8℃なのだそう。温度が低すぎると風味が落ちてしまうため、玄関や廊下など風通しがよくて日光の当たらない涼しい場所に保管しましょう。
それでは、ミカンを長持ちさせる保管のコツを詳しく紹介します。
ヘタを上向きにしておくと、ヘタの切り口から水分が蒸発して乾燥してしまうため、下向きにして保管するのがよいそうです。新聞紙やキッチンペーパーなどを敷いておくと、クッション代わりになり、乾燥を防止する効果もあります。
何段もミカンを重ねて保存すると重みで傷んでしまうため、重ねるのは2段までにしましょう。
水分を多く含むミカンは、傷が付いたところからカビが発生しやすくなります。
カビを防ぐために、消毒用エタノールをキッチンペーパーに含ませてミカンの表面を拭き、カビ胞子を取り除いておくとよいでしょう。
箱に入った下のほうにあるミカンは、重さによって傷みやすくなります。
箱をゆっくりと上下逆さまにして、フタを開けて風通しをよくしておきましょう。また、もともと下にあったミカンから取り出して食べてください。
すぐに食べない場合は冷蔵庫に保存しましょう。
1つずつキッチンペーパーで包んで保存袋に入れて、冷蔵室よりも温度が少し高めの野菜室で保存してください。
冷蔵庫での保存期間は約2週間です。あまり長く保存すると甘みが落ちてしまうため、できるだけ早く食べ切りましょう。
ミカンでは冷凍庫でも保存が可能で、皮が付いたまま冷凍する方法と、皮を剥いてから冷凍保存する方法があります。
皮が付いたまま冷凍する方法は、ミカンを洗って水気を拭き、金属製のトレーにのせて一度冷凍し、冷凍庫から取り出して冷水にくぐらせてから、再び冷凍します。
皮を剥いて冷凍する方法は、皮を剥いて白い筋を取り除き、1つずつラップに包んで保存袋に入れて、金属製のトレーにのせて冷凍します。
皮を剥いておけば、食べたい時にすぐに食べられますよ。皮付きと皮なし、どちらの冷凍方法でも保存期間は約1か月です。
ミカンを長持ちさせる保存方法を紹介しました。紹介した保存方法を参考にすれば、おいしい状態で保つことができますよ。
[文・構成/grape編集部]