サンダルの『意外なリスク』にゾッ 経産省公式Xの注意喚起に「一生忘れません」

夏の履物として定番なのが『サンダル』。手軽に履けて涼しく、おしゃれな雰囲気も楽しめるでしょう。暑い時期にはメリットの多いアイテムです。
とはいえそんなサンダルにも、事故につながるリスクはあるのだとか。
注意するべき状況や対処法を、『【経済産業省】リコール・製品事故情報(製品事故対策室)』(@kochijiko)の公式X投稿より紹介します。
『【経済産業省】リコール・製品事故情報(製品事故対策室)』が公式Xで注意喚起しているのは、『樹脂製サンダルでエスカレーターを使う場面』です。
暑くなってきて #サンダル を履く方も増えてきたのでは?夏になると履きたくなるサンダルにも、事故に繋がる危険性があるんです#エスカレーターに乗る際は、ステップ端部の黄色い線を踏まないように注意しましょう#NITE #製品安全 pic.twitter.com/zYQNAhW7Ym
樹脂製サンダルでエスカレーターに乗ると、左右の端部分や段差部分の奥に履物が巻き込まれ、ケガをする恐れがあります。
足全体を覆うような形状で、軽くて柔らかい樹脂製サンダルは、大人から子供まで多くの人が愛用するアイテムです。
実際に手で触れてみれば分かるとおり、その素材は滑りにくいもの。エスカレーターのわずかな隙間にも引っかかり、動きによって巻き込まれてしまう恐れがあります。
つま先や側面を露出させないデザインだからこそ、自分でも気付かないうちに、危険か所に触れてしまうケースも少なくありません。その形状ゆえに足が途中で外れることもなく、「あっ」と思った時には引きずり込まれてしまいがちです。
足先や甲が露出するタイプのサンダルやスニーカー、長靴などと比較すると、軽くて柔らかい樹脂製サンダルは格段に事故の危険性が高くなるので十分に注意してください。
※写真はイメージ
エスカレーターでの樹脂製サンダル事故を防ぐためには、黄色い線を踏まないことが大切です。
エスカレーターのステップには、端部分に黄色い線が記されています。これは、履物や衣類が巻き込まれるのを防ぐための注意喚起です。黄色い線の内側に足を置くことで、危険部位に意図せず触れてしまう事態を避けられるでしょう。必ず確認するようにしてください。
エスカレーターでのサンダル事故は、大人よりも子供に多いとされています。特に10歳以下の子供に樹脂製サンダルを履かせる時には注意しましょう。一緒にエスカレーターに乗りながら、事故の可能性を教えておくと安心です。
ほんの少し触れただけで内部に勢いよく引き込まれてしまうのが、エスカレーターでのサンダル事故の特徴です。樹脂製サンダルを履いている時には、特に注意してください。
子供と一緒にエスカレーターに乗る際には、ケガを防止するためのポイントを教えるママ・パパも多いでしょう。サンダルのリスクや、黄色い線を踏まないことも、忘れずに伝えておくのがおすすめですよ。
[文・構成/grape編集部]