被害者が損害賠償求める…投資会社『テキシア』側に1億7千万円の支払い命じる判決 元会長は懲役8年等確定

投資会社「テキシアジャパン」に現金をだまし取られたとして、被害者が会社側を相手取り賠償を求めた裁判で、名古屋地裁は会社側におよそ1億7000万円の支払いを命じました。

テキシアジャパンホールディングスの投資話に出資した愛知県などに住む32人は、“キング”と呼ばれた銅子正人元会長(45)ら幹部や会社を相手取って、およそ1億7000万円の損害賠償を求める訴えを起こしていました。

名古屋地裁は23日の判決で、「自転車操業的な投資システムはいずれ破綻し、多数の顧客に損害を与えることは必至で、出資を募ることは違法」などと指摘し、会社側に1億7000万円の支払いを命じました。

銅子元会長は顧客8人から合わせて1億円をだまし取ったなどの罪で2021年、懲役8年と罰金の刑が確定しています。