陸上自衛隊木更津駐屯地は3日、第1ヘリコプター団所属の輸送機V22オスプレイの夜間飛行訓練後、操縦士のヘルメットバッグ1個の紛失を確認したと発表した。駐屯地内または東京湾飛行経路上で落下した可能性があるという。
陸自によると、2日午後6時10分ごろ同駐屯地を離陸したオスプレイが、東京湾上空で約1時間にわたって夜間飛行訓練を行い、着陸後に装備品などの点検をしたところ、ヘルメットバッグがないことが判明した。着陸直前に安全確認で前部ドアを開く際、機体内にあったヘルメットバッグが風で飛ばされたとみられるという。
ヘルメットバッグは、布製で縦横約40センチ、約200グラム。中には、いずれも布製のヘルメットバイザーカバーと帽子が入っていた。