モバイルバッテリーの正しい処分方法とは? 意外なNG行動に「やりがちだ」

スマートフォンやタブレット端末を、外出中でも気軽に充電できるのがモバイルバッテリーの魅力です。
使い勝手のよさを求め、新たなアイテムを購入する人も多い中、気になるのが「古いモバイルバッテリーはどう処分すればよいのか」という点でしょう。
処分時の注意点を、家電専門店のノジマ(nojima.official)のInstagramより紹介します。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
デジタル家電専門店ノジマ【公式】(@nojima.official)がシェアした投稿
古くなったモバイルバッテリーを処分する際に、注意しなければならないのが『ゴミとして捨てることはできない』という点です。
普通ゴミとして処分できないのはもちろんですが、燃えないゴミとしても処分できない自治体がほとんどでしょう。
ノジマのInstagram投稿によると、モバイルバッテリーの誤った捨て方が原因で、ゴミ収集車の火災事故が多発しているそうです。
ゴミ収集車の中で過度に圧縮されたり、強い衝撃を加えられたりすると、バッテリーがショートしたり化学反応を起こしたりする恐れがあります。
ガスボンベに残ったガスや一緒に出された可燃物と合わされば、火事につながる場合もあります。
このような出火や破裂によるケガや事故を避けるため、ゴミとして処分できない仕組みになっています。
処分を希望する際は、自治体が設置する専用回収場所や家電専門店の引き取りサービスを利用してください。
小型家電リサイクルボックスに入れれば、手間なく簡単に手放せるでしょう。設置場所は、自治体ホームページなどで確認できます。
モバイルバッテリー買い替え時に古い製品を処分するなら、家電量販店の引き取りサービスにも注目してみてください。
購入と処分の両方を一挙に終えられる、非常に便利な方法です。
家電専門店ノジマでも、モバイルバッテリーの無料回収を行っているとのことです。
またノジマモバイル会員なら、アプリ内のクーポンを利用して下取りに出せます。モバイルバッテリー購入用のポイントが500円分進呈されるため、お得に買い替えられるでしょう。
モバイルバッテリーは、使えば使うほどに持ちが悪くなっていきます。定期的に買い替えることで、より快適に使えるでしょう。
「古い製品の処分方法が分からないから」という理由で、自宅に溜めこんでしまう人も多いですが、思わぬ事故を防ぐためにも早めに手放すのがおすすめです。
ノジマ投稿も参考にして、適切に処分してくださいね。
[文・構成/grape編集部]