骨取りが簡単な鮭は「形を見れば分かります」 企業が教える選び方に「初耳でした」

和食や洋食など、さまざまな料理に重宝する『鮭』。
しかし「骨を取るのが面倒」「ノドに骨が刺さらないか心配」という人もいるのではないでしょうか。
ほとんどのスーパーでは、鮭が切り身の状態で売られています。食べやすい鮭を選ぶには『切り身の形』に注目することがポイントです。
さまざまな水産・畜産品を扱う『株式会社ニチレイフレッシュ(nichireifresh)』のInstagramでは、食べやすい鮭の切り身の選び方を紹介しています。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
株式会社ニチレイフレッシュ(@nichireifresh)がシェアした投稿
鮭の切り身は2つの部位に分けられます。
1つは『尻尾に近い部位』、もう1つは『頭に近い部位』です。これらの部位は、形状や骨の量、脂の乗り具合などの特徴が大きく異なります。
尻尾に近い部位は『半月型』をしていて皮幅が厚く、『骨が取りやすい』『身に弾力がある』『脂が少ない』のが特徴です。小骨が少ないので子供でも安心して食べられます。
頭に近い部位は『弓型』のものです。身面が厚く、『骨が取りにくい』『脂が乗っている』『身が柔らかい』のが特徴。腹骨や小骨が多いので、骨を取るのに手間がかかります。
食べやすさを重視するなら、半月型の切り身を選ぶといいでしょう。
鮭は部位によって相性のいい調理法が異なります。
『半月型』の切り身は脂がほどよく乗っているので、あっさりとした味わい。骨が取りやすい点を考慮すると、身をほぐしたりフレーク状にしたりして使用するレシピに役立つでしょう。
一方『弓型』の切り身は、脂の乗りがいいのが特徴です。特にハラス部分はとろけるような食感で、旨みがたっぷり。焼き鮭にすればご飯との相性が抜群です。
料理の目的や好みに合わせて適切な部位を選ぶことで調理しやすくなり、鮭のおいしさをより楽しめるでしょう。
栄養価が高い鮭は、健康的な食生活を支える強い味方です。季節を問わず手に入りやすいので、さまざまな料理に活用してみましょう。
[文・構成/grape編集部]