「このレオパルト2戦車ウクライナでも使えないだろ…」倉庫で15年→レストアし供与開始! スペイン

急ピッチで整備したそう。
スペイン国防省は現地時間の2023年3月23日、ドイツ製の主力戦車「レオパルト2A4」6台の整備が終了し、来週末にもウクライナへ送ることができるようになると発表しました。
「このレオパルト2戦車ウクライナでも使えないだろ…」倉庫で1…の画像はこちら >>現在スペイン陸軍で運用されている「レオパルト2E」(画像:スペイン陸軍)。
現地メディア「エル・インパルシアル」よると、この6台の車両は約15年ものあいだ陸軍で使用されておらず、倉庫で眠っていたものだそう。
かなり欠陥がある状態だったようで、2022年6月の段階で同国のマルガリータ・ロブレス国防相が「この状態の戦車を提供すれば、ウクライナ兵の命を危険にさらす。嘆かわしい状態」と発言したこともありましたが、今回のウクライナ支援に際し、急ピッチでオーバーホールをし、再び任務可能な状態へと戻しました。
車両のオーバーホールは同国の軍需企業であるサンタ バーバラ システマス(SBS)が担当。国防省は「記録的な速さでの作業に感謝」とSNSで同社の手際の良さに称賛の言葉を送っています。