今日8日 関東甲信 夕方以降は平野部も雷雨や激しい雨 道路の…の画像はこちら >>
今日8日、関東甲信地方は大気の状態が不安定です。関東北部の山沿いで雨雲が湧き始めており、夕方以降は平野部もあちらこちらで雨や雷雨になりそうです。局地的には道路が冠水してしまうほどの激しい雨が降るでしょう。
大気の状態が不安定 山沿いに雨雲
今日8日、前線が日本海から北陸、東北を通り、日本の東へ延びています。前線に向かって流れ込む暖かく湿った空気と日中の気温上昇や上空の寒気の影響で、関東甲信地方は大気の状態が不安定です。午前11時20分現在は、関東北部の山沿いで雨雲が湧いています。
夕方以降は平野部でも雨や雷雨
晴れている所も午後は天気の急変に注意が必要です。夕方以降は平野部にも雨雲や雷雲がかかり、雷を伴って、道路が一気に冠水してしまうほどの激しい雨の降る所があるでしょう。低い土地の浸水、河川の増水、土砂災害に注意・警戒してください。落雷や突風にも注意が注意が必要です。
ゲリラ豪雨(局地的な大雨)の前兆
ゲリラ豪雨(局地的な大雨)の、前兆となる現象は、大きく3つ挙げられます。① 「真っ黒な雲が近づいてきた」ゲリラ豪雨をもたらすような、発達した積乱雲は、真っ黒に見えます。黒い雲が速いスピードで動いているように見えたり、晴れていたのに、急に空が暗くなったりするのも、ゲリラ豪雨のサインの一つです。② 「雷の音が聞こえてきた」ゴロゴロという音が聞こえてきたら、雷雲が近づいています。また、稲妻が見えるのも、ゲリラ豪雨のサインの一つです。③ 「急に冷たい風が吹いてきた」発達した積乱雲からは、雨粒とともに、冷たい風が勢いよく吹き降りてきます。風の変化にも、注意が必要です。このような前兆を感じたら、すぐに安全な所へ避難してください。また、雷注意報が発表されている時や、天気予報で「大気の状態が不安定」、「天気が急変」という言葉を聞いた時には、ゲリラ豪雨の可能性がありますので、ご注意ください。
街中でゲリラ豪雨(局地的な大雨)が発生 避難のポイントは
ゲリラ豪雨(局地的な大雨)が街中で発生すると、アスファルトなどによって水はけが悪いために、思わぬ所に水が溜まる恐れがあります。そこで、避難の際は、次の3つのことに注意が必要です。①雨宿りをする際は、建物の地下室や、地下街などではなく、建物の1階以上の場所を選びましょう。橋の下も、川が増水する恐れがありますので、絶対に避けて下さい。②浸水した道路を歩く時は、とても危険です。水の流れに足をとられてしまう恐れがあるだけでなく、足元が見えないので、側溝やマンホールに落ちてしまう可能性もあります。やむを得ず、水の中を歩く場合は、棒などで足元を確認しながら進みましょう。③アンダーパスなど低い所を通る道路では、車が水につかると、水圧によって、ドアが開かなくなることもあります。運転の際は、なるべく低い所を通る道路を避けるよう、心がけてください。