女性職員にストーカーやセクハラ…課長補佐の男性懲戒 市原市教委

市原市教育委員会は24日、女性職員にストーカーやセクハラ行為をしたとして、課長補佐の50代男性職員を停職2カ月の懲戒処分にしたと発表した。
教育総務課によると、男性職員は昨年7月~今年2月、女性職員らを誹謗(ひぼう)中傷する内容の手紙を、女性の知人に3回送付し精神的苦痛を与えた。さらに昨年12月から今月上旬にかけ、この女性の自宅周辺を車で通り居住状況をうかがったり、退庁する様子を監視したりした。男性職員は聴取に対し、こうした行為を認めたという。
市教委は監督責任として所属部署の上司を戒告の懲戒処分とした。林充教育長は「公務員として許される行為ではなく、被害職員や家族に心よりお詫び申し上げる。組織運営上の課題を検証し再発防止徹底に努めたい」と謝罪した。